東日本大震災においての、緊急地震速報『デジタルなまず』
(静岡県内)対応編 |
|
3月11日(金)の東日本大震災(本震)に対して、静岡県内にて緊急地震速報『デジタルなまず』を設置していただいていた施設においての対応について、報告をまとめました。 |
|
静岡県内は震源(東北)から遠く、揺れが到達するまで約20〜50秒くらいの猶予時間があったため、その猶予時間を目安にした避難行動が各所で出来きました。
|
|
富士宮市 西ヶ丘幼稚園 |
デジタルなまずより警報が鳴った後、大型遊具で遊んでいた園児たちをおろした。
園舎にいた園児たちは外へ誘導した。
その後、揺れがきた。
震度4 |
|
|
|
特種東海製紙三島工場 |
デジタルなまずより警報が鳴った後、事務所棟、工場などから外へ避難した。
その後、揺れがきた。
震度4 |
|
|
|
山内商店本社工場 |
デジタルなまずより警報が鳴った後、事務所となりの作業場で作業中の従業員へ、外へ出ろと呼びかけ、事務所内の社員は身構えていた
その後、揺れがきた。
震度4 |
|
|
|
富士市 藤田幼稚園 |
デジタルなまずより警報が鳴った後、
職員たちに呼びかけ、
園児たちを机の下へ避難させた。
その後、揺れがきた。
震度4 |
|
|
|
|
東海地震では、震源が近いため、猶予時間10〜20秒と言われて |
おりますが、揺れる前に警報が間に合えば、訓練次第で様々な行動 |
がとれ、十分な減災効果が望めます。 |
東南海地震の震源域が先に破壊された場合は、20秒以上の猶予時間 |
の確保が望めます。 |
|
|
|